多様な痛みから慢性病・花粉症・膠原病・片マヒ・がん手術後の疼痛に至るまで、治せる圧痛点経穴灸を学んでいただくためにマンツーマン(最大3名まで)によるセミナーを適宜開催しています。
灸文のホームページに圧痛点分布図を公開しています。
参加ご希望の鍼灸師の方はメールでお知らせください、セミナーの前に一度面会させていただき、圧痛点経穴灸の説明をし、ご質問にもお答えいたします、圧痛点経穴灸により痛みを解消できる、病気を治せると確信が持てた方にセミナーを受けていただきます。
灸文による圧痛点経穴灸と経穴の考え方
様々な刺激に対応し局所あるいは全身反応を調節する自律神経。
経穴は鍼灸師による治療点であり施術点です。経穴とは鍼灸の刺激を受け自律神経反射を誘導するポイントです。
体表にはおよそ365の経穴がありますが、多くの経穴は自律神経反射が限定される局所反応を起こすタイプ、ごく少数ですが自律神経反射が広範囲(全身)に及ぶ経穴があります。
冷たくなった手指を器に入れたお湯に浸すと手指が温まってきます。手指という局所での血液循環の回復です。
冷え切った体を温めるにはお風呂が一番です。全身が温まり、リラックスします、全身の血液循環が回復し、体温が上昇したためです。また痛みの和らぎも同時に起こります。
血管拡張による血流促進は自律神経(副交感神経)の働きです。
局所や広範囲(全身)の血流を促進する自律神経(副交感神経)は温熱刺激によく反応する特徴も見えてきます。
私たちは血流障害でも組織障害でも治るときは必ずプロスタグランジン(生理活性物質、組織ホルモン)が働き血管拡張、体温上昇、痛みを作って治ります。
筋肉痛、関節痛、神経痛、リウマチ、耳鳴り、めまい、眼瞼下垂、片麻痺など全て同じです。
お灸による刺激は血流促進を進め、痛み物質(プロスタグランジン)の希釈により鎮痛が起こります。
生体に起こる痛みは部位や病名にかかわらず全て同じ反応が起こります。
急性痛から慢性痛・関節リウマチの激痛まで
自律神経の特色を生かした新しい施術法であり、患部から離れた、たった一つの経穴への施灸により全身に現れる圧痛点が一気に解消する、直後効果の高いお灸法です。
痛みや病気、症状に応じて現れる圧痛点(血流障害ポイント、副交感神経反射ポイント)から患部を特定し、経穴を選択します。
異なる痛み、異なる病気であっても圧痛点の現れ方から同一経穴の選択がしばしば起こります。
選択した経穴への施灸により多くの圧痛点が同時に解消し痛みや症状の改善、回復につながります。
圧痛点の選択が基本のため、あらゆる症状、痛みへの対応が容易です。難しい理論や特別な手技もありません。
経穴1点への施灸のため施術時間が短いお灸法です。
圧痛点経穴灸の体験コメント
灸文の圧痛点経穴灸法にご興味を持たれた鍼灸師 のK氏が新幹線を乗り継いでお見えになり、その体験をフェイスブックに投稿されました。
鷲尾先生の圧痛点経穴灸法を受けさていただき、あれだけの温感でなぜ効くのだろうと、疑問に思い、最新の鍼灸学校で教えられている、はりきゅう理論を取り寄せて読んでみたり、インターネットで温度感覚、温度受容器に関する学術文献などを探して読んでいます。
圧痛点経穴灸法は、侵害(ポリモーダル)受容器を刺激するのでもなく、焼灼毒(ヒストトキシン)による刺激でもない今までにない新しい画期的な灸法で、日本から世界に発信できる灸法ではないかと思っています。
私の(FaceBook)に以下のような文章と写真を添付し投稿しました。
「久しぶりの投稿です。今日は仕事を休みにして、東京江戸川区にある灸文治療所の鷲尾先生の灸施術を受けに行ってきました。「熱くないお灸施術」をしているとのことで、興味を持ちその灸施術を受けました。
まずは、症状のいくつかの圧痛点に印をつけ、そこから離れたツボ1つに、米粒よりやや大きめのもぐさを2〜4回行うお灸でした。
実際、灸施術を受けてみると「あれっ、こんな熱感でもいいの?」と思われぐらいの熱刺激で、印をつけた圧痛点が解消されていました。私にとって「お灸は最低限度の熱感がなければいけないもの」という常識が打ち砕かれた瞬間でした。また先生は、いくつかのご質問にも快く答えていただきました。
NHKの子供番組ゴーゴー キッチン戦隊クックルンではありませんが、お灸は「小さくても最高、最強」、お灸施術の未来を「肌」で感じさせていただきました。」