灸文のお灸法・圧痛点の選択(圧痛点マップ)と経穴1点への知熱灸
Allergia al polline e rinite 、sinusite :mappa dei punti doloranti
花粉症は春先から始まり、秋にも起こりますが花粉症やアトピー性皮膚炎は1984年以前には患者の実態調査もされていないほど少ない病気だったのです。
スギ花粉やブタクサの花粉は昔から飛んでいたのですが花粉症はありませんでした。
豊な現代生活は私たちの体の免疫細胞であるリンパ球を過剰に増加させ、副交感神経優位に偏る体質をもたらし(過敏な体調)その結果アレルギー疾患が起こるようになりました。
激しいストレスを受けた時に過敏に反応し抗原抗体反応を起こすからです。
アトピー性皮膚炎、鼻の粘膜で起こるアレルギー性鼻炎、気管支喘息、目の粘膜ではアレルギー性結膜炎、花粉症は鼻と目の粘膜に起きたものです。
体内にアレルゲンが入ると、リンパ球は体内に侵入してきた抗原を排除しようと反応します。
それがアトピーの赤みや痒み、咳、くしゃみ、鼻詰まりといった症状を起こします。
アレルギー疾患に対処するには患部の血流を増やし抗原を流し去ることです。
副鼻腔炎は現代では少なくなりましたが風邪のウイルスや細菌に感染し、鼻腔内に起こる炎症が副鼻腔の粘膜にまで広がって膿が蓄積して起こります。
後鼻漏、いびき、息苦しさ、頭痛などを伴うようになります。
花粉症も副鼻腔炎も顔面にはお灸をしません。
圧痛点を選択した後、経穴1点への知熱灸(熱くない)による施術が灸文のお灸法です。
初めての方には施術前に熱くない知熱灸の実際を体感していただいています。
副鼻腔炎
sinusiti : moxa e mappa dei punti doloranti
圧痛点は痛みだけではなく、副鼻腔炎でも現れます。
症状:鼻水 後鼻漏 口呼吸 口渇 頭痛 頚、肩痛、頭痛、頰部痛(顔面痛)嗅覚障害、鼻ずまり、咳、頭痛、頰部痛(顔面痛)嗅覚障害
副鼻腔炎は風邪のウイルスや細菌などに感染して鼻腔内に炎症が起こり副鼻腔の粘膜にまで広がって膿が蓄積して起こる病気です。
鼻ずまりや鼻汁(始め透明、次第に黄色の膿性(ウミは顆粒球の死骸です)
(安保徹のやさしい解体新書より抜粋)