頭痛・偏頭痛

灸文のお灸法・圧痛点の選択(圧痛点マップ)と経穴1点への知熱灸

mal di testa・emicrania: moxa e mappa e i punti doloranti

頭痛に伴う圧痛点は頭部、頸部、肩に現れますが、現れる圧痛点はそれぞれ異なります。

経穴1点への熱くないお灸により圧痛点が解消に痛みの改善が進みます。

その痛みの特徴により頭痛は緊張型頭痛や偏頭痛など行いくつかのタイプに分類されています。

緊張型頭痛、群発型頭痛はストレス(精神的な疲労や無理な労作姿勢)が引き金になって起こります。心身のストレスは交感神経の緊張を招き、頭から首、肩にかけての血流を悪化させます。
筋肉が強く緊張すると「頭重」と言われるような鈍い痛み、頭を締め付けられるような重苦しい痛みが生じるようになります。
偏頭痛は、ストレスから解放されると副交感神経が優位となって、血管が拡張します。

血管を拡張するプロスタグランジンという物質は痛みをももたらす作用もあり、ズキンズキンとという独特の痛みを生じます。
つまり偏頭痛の痛みはストレスから解放され血流が再開した時に生じる治癒反応が激しい痛みの正体です。