脊柱管狭窄症・へバーデン結節・手根管症候群と圧痛点経穴灸について

脊柱管狭窄症と圧痛点経穴灸

体を前後に曲げたり、ひねったり回したりとラジオ体操の動きから私たちの体は様々な動作が可能であることが理解できます。その動きを可能にするために背骨は輪状の椎骨と呼ぶ骨がいくつも重なる構造(頚椎7個、胸椎12個、腰椎5個、仙椎5個、尾椎4個の33個)となり、その中心を神経が通りさらに椎骨と椎骨の間から手足の末端へ枝分かれし、脳と末端の感覚情報の伝達をしています。

【痛みやしびれ、冷えの原因】
加齢,同じ動作、無理な動作など筋力低下や筋疲労が続く時、脊椎に関わる組織の血流障害により、首、背中、臀部、腕、脚、さらに手足の指に痛みやしびれ、冷え、歩行障害などの症状が現れ、多数の圧痛点が現れます。
灸文による圧痛点の選択と経穴1点へのあつくないお灸により血流が回復し、痛みやしびれが解消し多様な症状も回復します。

指が次々に曲がる病気(へバーデン結節)と変形を防ぐ圧痛点経穴灸(熱くないお灸)

手指の先が次々に変形(曲がる)する病気をへバーデン結節と呼びます。 手指の関節の痛みを放置すると関節の変形に進行し、やがて他の指にも波及することが多く中高年の女性に多く見られます。関節の痛みや腫れが始まりですが、関節の痛みを初期に解消させることで病気の進行を止め、予防することができます。

手指の第一関節(DIP関節)が変形し曲がってしまう、原因不明の疾患と言われています。痛み、腫れ、発熱を伴い第一関節の両側面にこぶ(結節)ができることもあります。そもそも手指は常に外気にさらされており,手指の関節は特に血流障害が起こりやすい部位です。血流障害が長く続くと組織が硬くなる線維化が起こり、線維化が過剰になると組織が硬くなり伸び縮みができなくなってきます(関節の動きが悪くなる)。患部では顆粒球増多により組織障害が始まり変形に至ります。

変形した関節を回復することはできませんが、変形の前兆である指関節の痛み(炎症)を早期に解消することで、美しい手指を保つことができます。 圧痛点の選択と経穴1点へのあつくないお灸は患部の血行の改善により痛みを解消し関節の動きも回復します。

手根管症候群と圧痛点経穴灸

症状は片手あるいは両手指のしびれや痛み、力が入らない、小さなもの、軽いものがつかめず落とす、包丁が握れないなど多彩です。

主な原因は指先の使いすぎ(水仕事、パソコン作業や同じ動作の繰り返し)や、ストレスから患部の血流障害が始まり中年期以降の女性に多く見られます。血流障害により神経細胞に必要な酸素や栄養が行き渡らなくなり起こる神経障害(正中神経)です。西洋医学では消炎鎮痛剤、ビタミンB12注射、患部の固定などの処置がされますが治りにくい症状と言われています。

灸文のお灸法は手指、前腕、肩、頸部に現れる圧痛点を選択し、経穴1点への知熱灸(あつくないお灸)です、副交感神経を刺激し血流回復を進め、痛みやしびれが解消し、手指の運動障害も回復します。