経穴1点による灸文の知熱灸-セミナーのお知らせ

毎週土曜日の午後 経穴1点による灸文の知熱灸のセミナーを適宜開催しています。
参加希望の方はメールにてお尋ねください。
セミナーお問い合わせはこちら:support@kyuubun.jp

圧痛点の取り方と経穴の選択、灸文の知熱灸の実際
(運動器系、神経系、内臓疾患、感覚系、関節リウマチ)  

▪️鍼灸学校の謝恩会でのエピソード
先生を囲み、卒業までに治せる鍼灸法を学ぶ機会を作ってほしいという先輩たちの真剣な訴えでした。多くの仲間、先輩達が鍼灸の世界から離れて行きました、鍼灸学校の現在は?

灸文のお灸法は経穴1点のため極めてわかりやすく、即効性のある鎮痛作用、適応範囲が広いという特徴があります。
特に鍼灸の学生、新卒生、お灸に興味のある鍼灸師の方におすすめしたいお灸法です。

治癒反応(副交感神経)は痛みや腫れを伴う

ストレス、筋肉疲労(運動、仕事)、けがなど血流障害が起こると、生体は痛みや腫れ(血流増加)を伴う治癒反応(副交感神経反射-自律神経)が始まります。
体の治癒反応は部位に関わらず全て同じ仕組みです。

経穴とは鍼灸における治療点であり生体に備わる治癒反応ポイントです。
刺激により治癒反応が高まり(血流増加・発熱)痛みや症状の回復、組織の修復が進みます。

圧痛点、経穴、灸文の知熱灸は治癒反応促進

患者さんの訴えから指端で軽く押圧し現れる痛み、圧痛点(血流障害部位)に印をつけます(圧痛点マップ)

圧痛点により患部が明らかになります。
圧痛点刺激は同時に治癒反応(副交感神経刺激)を促進します。

その後、経穴1点を選択し知熱灸3壮(点灸用の艾を米粒大にひねり、線香で点火、半分ほど燃焼したところで取り除きます。
あつくさせないことが大切です)のお灸法です。施灸後、印をつけた圧痛点の消滅を確認します。

知熱灸の弱い刺激は治癒反応が大きいことを患者さんの反応から学び、また全日本鍼灸学会雑誌に熱い刺激よりも温かな刺激の方が血流促進が大きいというfMRIの報告があります。

経穴1点による灸文の知熱灸(全身反射を起こす経穴)

経穴は鍼灸の治療点ですが同じ痛み、症状でも鍼灸師により異なる経穴が複数、あるいは多数選択されます。

鍼灸の弱い刺激は自律神経を揺さぶり、血流増多や発熱を伴う副交感神経反射は治癒反応を促進し痛みの解消や組織修復を進めます。
副交感神経反射(治癒反応)には局所反射、全身反射があります。

患者さんの反応から多様な痛みの解消や症状回復を促進する、全身反射を起こす経穴に気がついたことから圧痛点と全身反射を起こす経穴1点と知熱灸により多様な痛みや症状が回復する灸文のお灸法が始まりました。

圧痛点(圧痛点には施灸しません)

圧痛点は患者さんの訴える痛みや症状、動作から選択します、健康であれば圧痛点は現れません。

圧痛点はあらゆる痛みや症状に共通する血流障害の部位(患部)に現れます。
血流障害の主な原因は怪我、筋肉疲労、ストレス、冷えなどです。
圧痛点により患部が明らかになり、圧痛刺激は治癒反応を促進します。

経穴1点は圧痛点の現れる部位から決定します。病名や症状と経穴の組み合わせではありません。
異なる痛み、病気、症状であっても圧痛点が同じ部位であれば、同じ経穴を選択します。

圧痛点が多数現れても選択する経穴は1点です。
圧痛点が最も多い疾患は脳血管障害後遺症、片麻痺の患者さんです。

圧痛点の現れ方は急性(局所)、慢性(複数部位)では大きく異なります。
圧痛点の現れ方は同じ症状、病名でも一人一人異なります。
圧痛点の現れ方は運動器系、神経系、内臓疾患、感覚系、関節リウマチ、それぞれ特徴があります。

圧痛点は筋肉、関節、骨により現れ方が異なります。
圧痛点に印をつけることで(圧痛点マップ)施灸後の鎮痛効果を患者、施術者双方が確認できます。

慢性であっても圧痛点の現れ方が極めて少ない疾患もあります。
冷え、便秘、咳、眼瞼下垂、副鼻腔炎、花粉症、耳鳴、めまいなど、いずれも圧痛点が現れます。

経穴1点灸は患者さんの希望により、複数の痛み、複数の症状回復を同時に進めることもできます。
痛み、症状改善とともに、圧痛点の数が減少し、治癒とともに無くなります。