呼吸器系疾患・間質性肺炎・ぜんそく

灸文のお灸法・圧痛点の選択(圧痛点マップ)と経穴1点への知熱灸

interstizio pneumonia・asma:moxa e mappa e i punti doloranti

間質性肺炎

interstitial pneumonia:moxa e mappa e i punti doloranti

圧痛点は肩甲間部に現れます、経穴1点への熱くないお灸法により圧痛点が解消し症状の改善、回復が伴います。
組織に線維化が起こるのが間質性炎症であり、その代表が間質肺炎と間質性膀胱炎炎です。

私たちは無理して生きると交感神経緊張状態となり、血管が収縮しすぎて血流が低下します。血流低下にさらされやすい臓器が病気の標的となります。
身体の組織は血流が低下すると一番血流障害に強い細胞への置き換えが始まります。その細胞が線維芽細胞です。
組織の線維化が怒ったのが間質肺炎や間質性膀胱炎でありこの反応が肝臓に起こった場合は肝硬変と呼ばれます。

血流低下が進むと肺胞の壁が厚くなり肺胞の形も不規則になり全体が固くなります、肺の膨らみが悪くなり肺活量が落ちて酸素の吸収率までも悪くなり息苦しさや咳が生じます。間質性肺炎は組織を治そうとして炎症が起きます、炎症が起きていないのが肺線維症です、たとえ線維化した部分でも温めるとゆっくり柔らかくなり改善してゆきます。(安保徹の優しい解体新書より)

喘息(ぜんそく)

asma:moxa e mappa e i punti doloranti

喘息は喘鳴(ぜいめい)や咳、胸苦しさを訴えますが吸入式のステロイドが重用されています。

圧痛点は主に肩甲間部に現れます、経穴1点への熱くないお灸法により 圧痛点が解消し症状の改善、回復が伴います。血流障害により気管支や気管の内腔が収縮することが息苦しさや呼吸困難の原因です。血流の回復が進むことで症状の改善、解消が進みます。

【喘息患者の訴え】

幼児から喘息に苦しんできた、現在も様々な薬剤を服用している。
昨年1ヶ月花粉症で苦しんだ、鼻水が止まらない、約2ヶ月一歩も外出できず、生死の間をさまよう状態だった、毎年彼岸の頃に激しい再発を繰り返す。
春、秋季節の変わり目に激しい発作を繰り返してきた.医師による往診の効果はその時だけ、泊りがけの旅行は考えられなかった。


間質性肺炎,せきと圧痛点と症例
polmonite interstiziale,tosse : moxa e mappa dei punti doloranti

【キーワード】
頭痛、唾液分泌障害、めまい、耳鳴り、鄂関節症、メニエール病、ねちがい、顔面神経麻痺、瞼のけいれん、飛紋症、プロスタグランジン

【圧痛点】
筋肉 頭 首 肩 胸 腕 背中